オモイノカタチ・ソレゾレノカタチ
H様邸[磯城郡]
夢の住まいを実現するための工夫点
将来に備えて、1階ですべてをまかなえるように準備していきたいとお考えでした。さらには、寒い・暗いといった環境の改善も望まれていました。そこで、独立していた居間・キッチンをひとつの空間にし、温湿度の異なる廊下を通らず、同じ環境のもと水廻りまでアクセスできるような動線計画としました。
設計者の想い
独立していた部屋の動線の見直しと共に、断熱面の向上も計画しました。将来的に寝室としても使える小上がり和室は、あえて動線上に作りました。環境の改善としては、1階床下全面に吹付け断熱を充填。開口部には内窓等を設置。また、まぶしさと暑さ、外部の景観等々の点から、日中もシャッターが下ろされていた東側の掃き出し窓は、腰窓に変更し、外部にルーバーを設置しました。また、随所に棚や収納を設け、努力しなくても散らからない工夫をほどこしました。