キレイ・シンプルな水まわり
N様邸[橿原市]
夢の住まいを実現するための工夫点
今回のリフォームの一番の目的は「お風呂を広くする」ことでした。タイル張りの0.75坪のお風呂は冬の寒さが厳しいうえに、足を延ばしてゆっくり入ることも出来ませんでした。お風呂を拡張するために、どのスペースが使えるのか。図面や現場とにらめっこしながら、L型のキッチンをI型にしてスペースを確保することに。もともと広いキッチンでしたので、お風呂拡張部分が出っ張っても狭くなりすぎることはなく、むしろ調理動線がスムーズになりました。
設計者の想い
築30年と言うと、子育てやお仕事が中心だった生活から、セカンドライフを視野に入れた生活へと転換する時期でもあります。家にいる時間が長くなりますのでフットワークの軽いうちに、これまでの生活や持ち物を見直したり、今後の生活を見据えたリフォームをしておくことをお勧めします。工事としては、ヒートショックや光熱費対策として窓を断熱性能の高いものに入れ替え、バリアフリー化するなど、実用的な快適さを追求しました。